
Amazon KDP(Kindle Direct Publishing)とは?
「本を出版する」と聞くと、
多くの方が次のようなイメージを持たれるかもしれません。
- たくさん印刷しないと高くなる
- 数冊だけ作ることはできない
- 初期費用が高額にかかる
これは誤解ではなく、
従来の出版や自費出版では、実際にそうした仕組みが一般的でした。
出版の常識を変えた仕組み
この常識を大きく変えたのが、
Amazon が提供する Kindle Direct Publishing(KDP) です。
Amazon KDP は、
2007年に電子書籍のセルフ出版サービスとして始まりました。
その後サービスは進化し、
2016年頃からは 紙の本(ペーパーバック) にも対応しています。
この紙の本は、
注文が入った分だけ印刷される
「オンデマンド出版」 という方式で作られます。
オンデマンド出版とは?
オンデマンド出版とは、
- 注文が入ってから印刷する
- 事前に大量印刷しない
という仕組みです。
この方式により、次のようなことが可能になりました。
- 1冊からでも出版できる
- 在庫を持つ必要がない
- 大きな初期費用がかからない
日本でのKDP
日本では、
2012年に Kindle / KDP のサービスが開始されました。
現在では、
- 電子書籍
- 紙の本(ペーパーバック)
の両方を、
個人でも現実的な方法で出版できる環境が整っています。
Amazon KDPの主な特徴
出版後も修正ができる
一度出版したあとでも、
誤字の修正や表現の調整、追記・差し替えが可能です。
「完成してから出す」のではなく、
出してから育てるという考え方が成り立ちます。
在庫を持たなくていい
紙の本も、注文が入った分だけ印刷されます。
大量印刷や保管の必要がなく、
「余ってしまうかもしれない」という不安がありません。
1冊から出版できる
売れる見込みや部数を気にしなくても、
必要な分だけ作ることができます。
家族向けの本、自分用の記録、
少人数に配る本にも向いています。
初期費用がほとんどかからない
登録料や出版料は不要です。
「まず形にする」ことのハードルが非常に低い仕組みです。
売れなくても問題にならない
売上部数や評価によって、
出版を取り下げられることはありません。
商業的な成功を目的としない本も、
正当に存在できるのがKDPの特徴です。
販売しない、という選択もできる
一般販売をせず、
必要な人だけに渡す、という使い方も可能です。
(※価格設定や告知方法の工夫によります)
電子書籍と紙の本を同時に扱える
同じ原稿から、
- 電子書籍
- ペーパーバック
を作ることができ、
用途に応じた使い分けが可能です。
BitNEKOがKDPを使う理由
Amazon KDP は、
- たくさん売るための出版
だけでなく、 - 残すための出版
- 伝えるための出版
を成立させた仕組みです。
BitNEKOの出版代行サービスでは、
このKDPの特性を活かし、
「必要な人に、必要な分だけ届けたい本」
を、無理なく・現実的に形にするお手伝いをしています。
まとめ(ひとことで)
KDPは、「売るための出版」だけでなく、
「残すための出版」を可能にした仕組みです。